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2008年5月の3件の記事

2008年5月21日 (水)

中南米編42 原始の大地

227km/108061km サンタエレナ-パライテプイ-リオ・トック-ベースキャンプ-ロライマ山-ホテル・サンフランシスコ-(40カ国、地域目 ガイアナ)-ホテル・コアティ-ホテル・サンフランシスコ-リオ・トック-パライテプイ-サンタエレナ

今回ブラジルから国境を越えてベネズエラのギアナ高地にやってきた理由、それはここにあるロライマ山に登るためです。

ここで少しギアナ高地について説明をしたいと思います。
大昔、地球にはパンゲアという1つの超大陸が存在していた。それが2億5000万年前頃から分裂し始めゴンドワナ大陸、南アフリカ大陸へと分裂していった。このギアナ高地はその分裂の際の回転軸の地にあった。だから移動することなくこの熱帯地方で気候変動の影響も受けずに太古の昔の姿を止めているのだ。

その姿とはいったいどういう物なのか?それを自分の目で見るためにこのロライマ山に登ってみることにしました。

010s_america 4月23日にここサンタエレナに到着しました。そしてさっそくロライマへのトレッキングツァーを探し始めました。すると驚いたことに”今はロライマには登れないよ。例年は整備の為に1週間だけ閉山になるんだけど今年は今月1ヶ月間閉山なんだ。”だそうなんです。さーて困った。いろんな人に話をきいてもどうやら本当のようです。
あきらめて帰るか、それともここにあと1週間踏みとどまるか。自分は今までやるかやらないか迷った時にはできる限りやることにしてきました。やらないで後悔するよりもやって後悔する方が自分らしいと思うからです。そこで今回もやることに決めました。

020p1060630 ロライマ山は変わった形をしています。テプイ、又はテーブルマウンテンと呼ばれるこの山はその通り頂上がテーブルのように平たくなっているんです。山を上から見たのがこの図です。赤い線がロライマ山です。頂上の面積は250Km2、東京23区の半分にもなります。最高地点の標高は2723mです。この山は3国の境界にもなっています。この黒い線がその境界です。上がガイアナ、右の小さい部分がブラジル、そして下がベネズエラです。実際にはこの山の上に検問所がある訳ではないので自由に行き来できます。そしてこの山の北端部分は"The Prow"(船首)と呼ばれています。ここからの眺めがまた格別だというので是非ここをゴールにしたいと思いました。

この町にはツァー会社が何軒かあってどこでも5月初めから5泊6日のトレッキングツァーの募集をしていました。話を聞いてみると6日間のツァーではこの北端まで行くのは無理なようです。そこで人を集めて7泊8日のプライベートツァーを組むことにしました。いろいろと探して何とか5人集まって5月1日の出発が決まりました。
この図で黄色い線が今回トレッキングで行ったルートです。当日更に3人参加者が増えて8人となりました。

110img_0084 115p1060645 5月1日 サンタエレナを出て車で2時間程でロライマ登山の拠点となるパライテプイの村に着きました。いよいよトレッキング開始です。そこから山道を歩き始めました。それほどきつい道ではないのでハイキングの感覚です。出発時には晴れていたのですが途中でものすごい雨が降ってきてカッパを着ていたものの靴はもう中まで水浸しです。4時間程歩いて今日の目的地リオ・トックと言うキャンプ地に到着です。本当はこの次のキャンプ地まで行きたかったのですがこの先にある川が今日の川で増水して渡れないらしいので今日はここに宿泊です。夕方になるとテントの回りでポワッポワッと何か光りはじめました。ホタルです。無数のホタルが飛び交う姿は幻想的でした。標高1050m。

117p1060653 120img_0106 5月2日 今日は4時間かけてロライマの麓にあるベースキャンプまで歩きました。ロライマをいつも正面に見ながら歩くので少しずつ近づいて来るロライマに期待が膨らみます。標高1870m。

5月3日 今日は今回のトレッキングで一番きついロライマ登山の日です。朝7時に出発してまずはロライマの山肌まで。

210p1060670 そこからは”壁”と呼ばれるがけをよじ登るようにして少しずつ登っていきました。滝の下をずぶ濡れになりながら通り過ぎたりハチどりの出迎えを受けて元気づけられたりしながら4時間程で山の上までたどり着きました。

2203 230img_0181 240img_0183 250img_0283 ここは標高2700mです。さて上に来た途端に風景が一変していました。何億年も前に作られた地形、人間が後から造ったんではないかと思われるような遺跡のような岩山、歩いていると不思議な感覚に囚われました。今日はホテル・サンフランシスコに宿泊です。とは言っても人間の住む世界にあるホテルなどはあるはずもありません。岩山の洞穴で雨風が凌げる場所をこの辺りの先住民達はホテルと呼んでいるのです。テントでの生活は太陽と一緒です。朝は日の出と共に起きて夜は日の入り後間もなく寝ます。大昔の生活はきっとこんなんだったんでしょうね。いや大昔どころかつい数百年前までこうだったんですよね。

310img_0165 5月4日 朝早く起きて外に出るといい天気。今日は頂上の平面を北上します。後から参加してきた3人は6日間なのでここでお別れして参加者5人、ガイド、ポーターの7人で進みます。頂上を歩いているとここが2700メートルの山の頂上という感じがしません。平面と言っても多少の起伏はありまた時には岩をいくつもよじ登って進みます。ここでは岩の形、はえている草花を見るとそれは今まで見てきた地上のそれとは明らかに違います。

315p1060682 クリスタルバレーにやってきました。ここはもう一面水晶で覆われていてキラキラ輝いています。もちろんこの水晶を持ち出すことは禁止です。

320img_0191 そしてここがトリプルポイントと呼ばれる3国の国境地点です。国境の碑があるだけですがこの山が3国の国境にまたがっていることの証です。ここで今回の旅の40カ国、地域目に当たるガイアナに入りました。

330img_0215 今日のテントはホテル・コアティと呼ばれる洞穴に張りました。昨日も夜はかなり冷えて寒かったのですがここは東側から冷たい風が吹き込んで夕方からぐっと気温が下がりました。テントの中で寝袋にくるまって寝ても寒くて夜中に目が覚めてしまって眠れませんでした。

410img_0154 415img_0155 418img_0197 ここでロライマで見た動植物を紹介します。見たことのない花やコケがたくさんありました。

420p1060677 これは食べられる草。このように葉を引っこ抜いてその根本を食べます。アロエのようなねばねばした食感でかすかな甘みがありました。

430img_0233 440img_0236 これらは食虫植物、厳しい自然の中で生き延びています。

450p1060675 動物はまずこの黒いカエル、天敵がいないせいでしょうか、ピョンピョン跳ぶことはしないでペタペタとのんびり這っていました。後で調べてみるとこのカエルは恐竜時代からの生き残りとされる原始的なカエル”オレオフリネラ”だそうです。
その他に数種の鳥、大きなトンボ、小さなクワガタ虫、とかげ、ゲンゴロウ、ちょうちょなどがいました。

5月5日 あいにく朝から雨。北端部分の"The Prow"(船首)に行くことを目標としていましたが、この天気では足場が悪く景色も何も見えないというのであきらめることにしました。
1人で洞穴から外を眺めていました。雨音以外には何も聞こえない静かな空間。その雨が止んでからもずっと見ていたらふと遠くで音がするのに気がつきました。ジーっと言うせみの鳴き声に似た高い音。それともうひとつ低音でウワウワと波打つ音が聞こえました。その二つの音が時々同じ波長になってまるでハーモニーを奏でているかのようでした。それをじっと聞いているとなんだか不思議な気持ちになってきました。自分が遠い昔に生きていた別の生物であるかのような、、、
5101 その時です。目の前の岩山に突然虹が現れたのです。急いでシャッターを切りました。かすかに写る虹が見えますか?

520img_0199 それから晴れてきたので下界が見渡せるビューポイントに行ってみました。そこからの景色は正に絶景でした。

5月6日 今日は昨日やってきたルートを南下していきました。
610img_0217 ここでトラブル発生。一昨年ヒマラヤに行った時にも履いていた靴が泥沼にはまった時に底が剥がれてしまったのです。元々登山用の靴ではなかったのによく今まで持ちこたえてくれました。でも下山まではこの靴しかありません。紐でぐるぐる巻きにして何とか歩けるようにしました。
サンフランシスコまで戻って来てその近くを散策しました。

620img_0226 6254 ジャグジーと呼ばれる美しい渓流やテプイの一部を見渡せる素晴らしい景色を楽しみました。

630img_0245 3人できれいな空を背景に記念撮影をしてみました。

7101 5月7、8日 朝焼けが素晴らしくきれいでした。

720img_0292 いよいよ下山の日です。滑りそうになりながらまた急な斜面を降りていきました。やっとのことで山を下り降りた途端に靴は修復不可能になってしまいました。そこからは持ってきたビーチサンダルで歩きました。3日かけてやってきた道を2日で帰りました。

725img_0339 ガイドが作ってくれた食事はこんな感じです。全て町から運んで作ってくれた食事、どんなご馳走にも負けずとてもおいしかったです。

730img_0347 また山の上では自分のした大便も持ち帰らなくてはなりませんでした。このようにビニールに入れてバッグに下げて持ち帰りました。
村に帰り着いた時には痛いのを通り越して足の感覚がなくなっていました。

あっと言う間の8日間でした。苦労はたくさんありましたがそれだけに感動もひとしおでした。今はゆっくりと身体を休めたいです。人によってはヘリコプターをチャーターして登るのだそうですができることであれば自力で登ってこの大いなる自然との対話を楽しんでもらいたいです。
いつも思うのですが、やはりロライマにも感謝をしたいです。ありがとう。

2008年5月16日 (金)

中南米編41 アマゾンからベネズエラへ

3300km/107834km バヘリーニャス-サンルイス-ベレン-マナウス-ボア・ビスタ-サンタエレナ(39カ国、地域目 ベネズエラ)-サンフランシスコ-サンタエレナ

バヘリーニャスからバスでサンルイスに戻り、そこから更に夜行バスでベレンに行きました。そしてベレンから飛行機で一気にアマゾンの中心地マナウスに到着です。
010p1060585 アマゾンがあるアマゾナス州の観光キャンペーンではこのようなおしゃれなポスターを貼っていました。

020p1060603 マナウスの川岸からアマゾン川を望むとでかい!まるで海のようです。

025p1060604 マナウスに昔からある魚市場。現在は修復中です。

030p1060596 土産物屋の彼女は自らこういう格好を。これがアマゾンらしいってことですかね。

110p1060589 名前を忘れてしまったのですがここではよく食べられる木の実。中身はマカダミアナッツのように白くて味も似ていました。

115rimg0911 120p1060591_2 130p1060602  またこちらではアマゾン川で捕れるいろんな魚を食べます。唐揚げでもスープ仕立てでもおいしかった~。

140p1060593 これはアサーイ。椰子の木の一種から採れる実の表面の部分を粉にしたものです。ポリフェノールが豊富でブラジルどころか日本でも最近人気だそうです。味はあまりなくちょっと青臭いですが健康になれそうな感じがします。

210s_america_2 さてマナウスからまたまた夜行バスに乗って国境を越えてベネズエラの国境の町サンタエレナまでやってきました。

220p1060626_2 いつもはたくさんの旅行者で賑わっているはずなのですがなぜかとても静かです。小さい町のせいなのか道行く人達はみんなこちらを珍しそうにみています。そして気軽にあいさつをしてくれます。ブラジルは南米で唯一スペイン語ではなくてポルトガル語の国でした。おはようは”ボンジーヤ”と言いました。でも国境を越えた途端にまた”ブエノスディアス”に戻りました。見た目は人々の区別ができないのに言葉とか通貨が変わる。不思議な感じがしました。地球を国ごとに分けるのにはいろんな意味があると思いますが、南米は民族単位で分かれている訳ではないのでその歴史をたどると興味深いかもしれません。

310p1060613 ここはビールが1本70円という驚くべき安さ。暑さも手伝ってグビグビと飲んじゃいました。

320p1060620 2301_2 ここから北の一帯はカナイマ国立公園になっていて広大な草原が続くグラン・サバナを形成しています。ちなみにこれはその名を冠したカナイマラム酒。そのあちこちにはこのような滝が流れて独特の景観を作り出しています。世界一の落差を誇るエンジェルの滝もこの一画にあります。これからここでまたある挑戦をします。

2008年5月10日 (土)

中南米編40 純白の砂漠

1930km/104534km サルバドール-テレジーナ-サンルイス-バヘリーニャス-レンソイス・マラニャンセス国立公園-バヘリーニャス-バッソーラス-マンダカル-カブレ-バヘリーニャス

ご無沙汰しています。ベネズエラから今朝帰ってきました。その様子は近いうちに更新させてもらいます。まずは前回の続きからです。

010s_america サルバドールからバスで27時間かけてサンルイスまでやって来ました。

020p1060404 この街はブラジルで唯一フランス人によって作られたそうです。綿花や砂糖キビのプランテーションで財を成した人々は立派な家を建ててその外壁を美しいタイルで飾ったんでそうです。それでこの街にはこのようにタイルが貼られた美しい建物が並んでいるんです。

030p1060413 街の外観と合わせるかのように信号機までタイルで飾られていました。

050p1060418 レストランの前では可愛い人形が飾られていました。

さて翌日そこから更に車で4時間かけてバヘリーニャスと言う小さな町に到着です。そこからレンソイス・マラニャンセス国立公園に行きました。

110p1060494 この名前はポルトガル語で”マラニョン(この地方の名前)のシーツ”という意味だそうでその通り真っ白なシーツを広げたような砂漠が広がっていました。

120p1060463_2 130p1060468 150p1060487 1551 あいにくの雨模様で眩しいほどの白ではありませんでしたが美しい砂漠のあちこちに雨期だけできるという大きな池がありそのコントラストは目を見張るものがありました。
その池で泳いでみました。すると驚いたことに雨期だけできるこの池に無数の魚が泳いでいるのです。聞いた話だとこの魚は乾期の間は砂に埋もれてずっと生き続けているそうです。そして雨期になって池ができると泳ぎだしてそこで繁殖するんだそうです。何というたくましい生命力でしょうか。
160p1060489 また池のほとりではトンボがちょうど羽化していました。こんな砂漠の中でもいろんな生き物が暮らしているんですね。

210p1060582 220p1060504 230p1060507 240p1060516 250p1060530 260p1060540 そしてまた翌日、今度はボートに乗ってこの砂漠を流れるプレグイシャス川をずっと下ることにしました。途中でいくつかの村に寄ってたくさんの動物や村人の出迎えを受けました。ボートで一緒だったジルというカナダ人がポルトガル語を話したので地元の人との会話もばっちりです。

310p1060555 320p1060558 最後に河口にあるカブレと言う村に来ました。そして海に向かって散歩をしていたんです。すると向こうからちょうど今捕れたばかりの魚を天秤棒で担いだ人達が歩いて来たんです。ジルの口利きでその村のおばちゃんがその魚を料理してくれることになりました。

330p1060561 350p1060579 360p1060580 その村の人達がまた素朴ないい人達でその前に寄った観光客慣れしたマンダカルの人達とは対照的でした。カメラを向けるとみんないい笑顔を見せてくれました。やはり言葉を話してコミュニケーションできるのは旅をより楽しくさせるというのを実感しました。おばちゃんが作ってくれた捕れたての魚の煮込みは絶品。今回のバヘリーニャスでの滞在で一番の収穫となったのでした。さてここから更に北へ向かいます。

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