相互リンクさせていただいています

  • 奴豚 牛美の長期滞在型ジプシー生活
    2008年3月にウシュアイアでお会いしたカップル。ニックネームもユニークですが、世界各地で行われるマラソン大会に出場しながら各地を周るというこれまたユニークな旅をしている元気なお二人。長い滞在ならではの穴場情報もありますよ。
  • 一人旅 - 自由なバックパッカー海外旅行
    1982年生まれのKJさんが経験したヨーロッパ・アジアでの海外一人旅の旅行記を画像・動画を交えて綴ります。
  • 雲と地平線の間
    2007年4月ジンバブエで会った友達。2008年再びジンバブエでの生活を始める。旅の中で考える様々なことを綴った日記は興味津々です。
  • バックパッカーズ
    3年半に及ぶ世界一周の旅を紹介するとともにバックパッカーに役立つ情報を満載しています。,長旅の準備,世界の安宿,193カ国の査証(ビザ)・国別情報,旅行用語集など見ているだけでワクワクしてきます。
  • ねこ旅
    世界各地を旅行されているぐれねこさんのサイトです。ぐれねこさんお手製のイラスト地図は情報が入りにくい地域の物が多くとても参考になります。

最近のトラックバック

« 中南米編32 南米最南端へ | トップページ | 中南米編34 南米のパリ、タンゴの情熱 »

2008年3月21日 (金)

中南米編33 飛び出せ☆地球発見@南極

2700km/95708km ウシュアイア-ドレーク海峡-アイチョー島(37カ国、地域目 南極)-デセプション島-デコ島-南極半島ネコハーバー-イギリス基地ポートロックロイ-ピーターマン島-ウクライナ基地-クーバービル島-ドレーク海峡-ウシュアイア

2006年5月18日に日本を出た自分は今までユーラシア大陸、アフリカ大陸、そして南米大陸を周って南米の最南端までたどり着きました。
ここで1年9ヶ月に及ぶ旅が1つのクライマックスを迎えます。

日本を出る時、漠然と南極に行けたらいいなと思っていました。
ウシュアイアに来て旅行会社を周っている時南極ツァーのポスターがたくさん貼ってありました。しかし費用は自分が思っていたのよりもかなり高いものでした。でもこの機会を逃したらもしかしたらもう一生こんなチャンスはないと思えたのです。そしてついに4つ目の大陸、南極大陸を目指すことに決めました。

南極。日本から時間的に一番遠い場所。世界で5番目に大きく唯一紛争が起きたことがない平和な大陸。面積は1400万平方キロ(日本の38倍)で95%が氷でできている。そのため冬は面積が2倍になる。世界中の淡水の70%をこの氷が占めている。などちょっと聞いただけでもどんな島なんだろうと興味津々です。

南極ツァーは大きく分けて2種類あります。まず乗員乗客2000人程の超大型の客船で行くクルーズツァー、こちらは設備も豪華で船もあまり揺れないので快適な旅ができる。正装してのディナーパーティーまであるそうだ。しかし船が大きいので南極地域で行ける場所が限られる上、上陸はしないんだそうだ。
そしてもうひとつが100人程度の中型の船で行く冒険ツァー。こちらは設備はそこそこで揺れも相当激しいらしい。しかし小回りがきいて砕氷機能も備えているのであちこちに行って上陸し探検する、正に冒険ツァーだと言うのだ。
地球発見の旅としては後者がぴったりだと思って選びました。

010antarctica 020p1050525 2008年2月27日午後5時、乗客乗員76名を乗せたロシア船籍の海洋調査船アカデミック・ショカルスキー号はウシュアイア港を出発した。

030shokalskiy009 桟橋には大型クルーズ船の姿も見えた。

全長65.90m、幅12.80m、深さ4.50m、重量1753トン、3076馬力、砕氷能力あり、砕氷速度毎時10ノット。船内にはキャビンと呼ばれる客室や食堂、シャワーや講義室などの他にサウナやバーもある。

050p1050550 先日パタゴニアで乗った船と同様操縦室には自由に入ることができる。

060shokalskiy020 船は間もなくドレーク海峡にさしかかる。この海峡はいつも荒れていてかなりの揺れを覚悟しなくてはならない。しかも通り過ぎるのにほぼ2日かかる。あらかじめ聞いてはいたがさすがにすごい揺れだ。リーダーの話だと彼が今まで73回南極に行った最高の揺れを10ポイントだとすると今日のは3ポイントだそうだ。そう考えると安心する。しかし睡眠中も食事中も揺れは容赦なくやってくる。夜中にベッドから転がり落ちて頭を打った女性がいた。またほとんどの人が船酔いにかかり食事の度に人が減ってきた。自分も途中から胃袋を前後左右上下にシェイクされた感じで辛かった。

3日目に入ってすぐの真夜中、船は北から流れ込む温かい水と南極から流れ出る冷たい水が交わる海域を通過した。ここから先は水温も気温も一気に7、8度下がるそうだ。試しにデッキに出てみると確かにさっきまでよりもぐっと涼しい、いや冷たい。南極が近づいてきたのを実感する。それから間もなく海は穏やかになってきた。

110img_0145 昼食後にふと外を見ると何か白い物が浮かんでいる、氷山だ!白や青味がかった白をしたいろんな形の氷山が次々と通り越していく、美しい。

夕方になって南シェトランド諸島にあるアイチョー島に初上陸した。

120img_0243

上陸にはゾディアックというゴムボートに乗る。

130shokalskiy173_2 そこではたくさんのペンギンが出迎えてくれた。その格好、仕草のかわいいこと。ずっと見入ってしまった。

210img_0261 220img_0311 230p1050580 240shokalskiy033 250shokalskiy163 260shokalskiy138 270shokalskiy141 280shokalskiy156 さてそれからは周辺の南極各地を周った。天候が悪くて1日外に出られない日もあった。

310img_0201 320img_0202 こちらは デセプション島にある世界最南端で湧き出る温泉。海パン1丁で氷が浮かぶ南極海に飛び込んだ後で湯船に浸かりました。これはもう気持ちいいの局地です。本当に極楽のようでした。

410img_0341 420img_0335 4302 そして3月3日、ついに南極大陸にある南極半島に上陸しました。この日は朝から雲ひとつない快晴でその景色は素晴らしいものでした。”飛び出せ☆”のサインを作ってかざしてみました。この長い旅行の節目を迎えたという気がしました。

510shokalskiy188 520shokalskiy050 530shokalskiy090 540shokalskiy293 南極で見た動物、ジェンツーペンギン、アゴヒゲペンギン、アデリーペンギン、ヒョウアザラシ、南極ゾウアザラシ、ナガスクジラ、ミンククジラ、各種の鳥。こんなにたくさんの珍しい動物を見ることができて満足です。

550img_0476 これはアザラシに食べられたペンギンの残骸です。ここにも弱肉強食の厳しい自然がありました。

610p1050601 またここでの食事はすごい。昼食と夕食にはスープ、サラダにメインとデザートといったフルコースがテーブルでサービスされるのだ。バックパッカーがこんな豪華な食事を毎日していていいのだろうかという疑問を持ちながらもたくさん食べる毎日なのでした。その一方で運動はほとんどしないので身体が一回り、二回り大きくなってしまったようです(汗)

710shokalskiy213 また今回南極にあるイギリスとウクライナの観測基地を見学させてもらった。イギリスの基地の周りにはたくさんのペンギンがいた。基地の人の話ではこのペンギンに去年のクリスマスイブの日12月24日に初めてのヒナが誕生したんだそうだ。それはそれは可愛かったそうだ。

720img_0394 ウクライナの観測基地には東京まで16,411キロと書いてあった。彼らは過酷な生活に耐えながら熱心に研究を続けている。

730img_0397 近年オゾンホールが問題になっているオゾン層の様子もずっと観測しているそうだ。これがそのための装置。

740img_0401 息抜きはこちらの世界最南端バーで。ウクライナ人スタッフに習ってウォッカをショットで一気飲みしたら強い~~。体中カーッとなりました。

750p1050643 またこれは南極の氷で作ったオン・ザ・ロック。ゆっくりと手で温めると、パキーン、パチパチっとはじける音がします。そして1万年前に閉じこめられた空気が出てくるのです。その頃の南極や世界はどんなだったんだろうと思いをはせるとロマンを感じます。

こうしていろんなことがあった6日間の南極滞在もあっと言う間に終わり我々はまた2日かけてウシュアイアまで戻っていったのです。帰りのドレーク海峡は7ポイントともっと大荒れでした。薬を飲んでベッドで横になってひたすら耐えていました。

そして無事に帰還、下船。
安全に船を運航してくれたロシア人クルー達、おいしい食事や快適な部屋を提供してくれた世話係、

820shokalskiy321 そして冒険家のリーダーを始めとして動物学者、クジラ研究家、医師などが集まった冒険サポートチーム、皆さんには大変お世話になりました。また船内で知り合った各国からの参加者達、楽しい時を過ごさせてもらいました。みんなとの感激の別れです。

この南極は今回の旅の中でも特別でした。何か1つのことを達成した満足感で一杯でした。これでもうこの旅を終わりにしてもいい、そう思える位でした。とは言え南米の旅はまだまだ続く予定です。これからもよろしくお願いします。

910shokalskiy201 920img_0434 940img_0383 ありがとう、みんな。ありがとう、動物達。ありがとう、南極。

尚、今回アップした写真は自分で撮影したものの他にツァーで一緒になった人が撮影したものも半数足らず含まれています。ご了承ください。

« 中南米編32 南米最南端へ | トップページ | 中南米編34 南米のパリ、タンゴの情熱 »

コメント

あ~~南極かあ!!
すごいな~~~!!!

南極、ホントすごいの一言です!
でも船旅はかなりきつそうですね・・・。
ちなみに宿泊は?
南極に泊まるとこあるんですか?
船に戻って寝るんですか?

ついに南極までいっちゃったんですね!
南極ツアーって時期的には何月くらいまでなんでしょう?私もいつかいってみたいです・・・船酔いさえなければ・・

おかえりなさい!さすがに、大自然と海は厳しいようですね。たくさんの写真、スバラシイです!野生動物と氷と水の世界、スゴイです!環境汚染は南極にも押し寄せているそうですが・・・・。
帰国前に、北極にも寄らないとダメですね~。では、引き続き、南米大陸を満喫してください!続き、楽しみにしています。

KOPAさん、
最初は正に言葉になりませんでした。
すごい!本当にただそれだけでした。

ゆーすけさん、
南極に氷でできたホテルとかあったらすごいんでしょうね。
でも南極は研究、観測以外の目的では使用してはならないという国際条約があるそうなんです。
だから自然も守られているんでしょうね。
宿泊は全て船の中でした。

TAMAさん、
今年最後のツァーは3月中旬から4月初旬っていうのがありました。でもその頃になるとドレーク海峡や南極が荒れる確率が高くなってしまうと思います。
船酔いが心配であれば豪華客船で悠々と行かれるのがお薦めです。

ほーりーさん、
この素晴らしい大自然をいつまでも残して行かなければとつくづく思いました。
南極からの帰りの船の中で北極ツァーの宣伝ビデオを流していました。あれを見ていたらムラムラと、、、
いやいや、まずは南米を周ります~。

南極ってなかなか人間が行けるものではないと思っていましたが、YOSHIさんのブログでとても感慨深いものがありました。
氷の景色はすばらしいけど、ここにも弱肉強食の世界があるとか…。
ついに北極も目指すのですか!??
気をつけて旅を続けて下さいねー。

南極って行けるのですね。まずは、それで驚きました。写真を見て、またビックリ。メルヘンというか空想の世界っていうか、夢みたいな風景ですね。極寒っていうイメージがあったんだけど、以外に暖かそうなんですね。

な・ん・き・ょ・く!!
ついにそこまで行きましたか!
写真もきれいですが、感動の気持ちが文からひしひし伝わります。
南極氷のオンザロック、飲みて~。
引き続きお気をつけて!

YOSHIさん、南極とは、凄いです。
前回のポールシフトで温帯の鳥が、取り残されたのがペンギンらしいです。 彼等はとても楽天的に南極に適応しているとのこと。 また楽しみに読ませて頂きます。

お久しぶりです。コスタリカではお世話になりました。
平和大の元教師です。ご無沙汰しております。
いつも楽しく拝見させて頂いております。そして初カキコです。
自分は乗り物酔いがすごいので、YOSHIさんの旅行日記、観ているだけで楽しいです☆これからも心躍る旅を続けてくださいね!お身体にはお気をつけて☆

お久しぶりです。コスタリカではお世話になりました。
平和大の元教師です。ご無沙汰しております。
いつも楽しく拝見させて頂いております。そして初カキコです。
自分は乗り物酔いがすごいので、YOSHIさんの旅行日記、観ているだけで楽しいです☆これからも心躍る旅を続けてくださいね!お身体にはお気をつけて☆

snowintheseaさん、
平和な南極ですが動物の世界は厳しいです。
ありがとう。北極も機会があれば是非と思っています。

TERUさん、
確かに南極の世界は別世界のようでした。そしてその暖かさにはびっくりです。でもほんの短い夏が終わると長く厳しい冬が待っているそうです。

Masaさん、
ありがとうございます。
南極の氷がパキーンと割れる音は不思議な音でした。この中に何かの虫が閉じこめられていたらジュラシックパークも現実のこととなるんですけどね。

NAGAさん、
彼らの生活は少数の天敵を除けば平和そのものに見えました。人間を恐れることを全く知らないですから。
これからもこの自然を是非とも残していかなくてはいけないと思いました。

平和大の元教師さん、
こちらこそご無沙汰しています。その節はお世話になりました。今頃はフィリピンでラストスパートでしょうか?
いつもご覧いただきありがとうございます。これからも船酔いにもめげず旅を続けたいと思います。これからもよろしくお願いします。

テヘに戻りました^^
興奮気味にすごーい!きれ~~!!と見ていた素敵な写真が途中から見れなくなってしまいました(涙)。×って、、今度(いつ?)本物写真を見せてくださいね。
南極。南極かぁ。すごいなぁ☆そしてよしさんにとって本当に素晴らしい旅だったことが日記から伝わってきました。思い切って行ってよかったね。

ayaさん、
無事に戻ったんですね。
残りのテヘ生活を楽しんでください^^
南極についてはいつかじっくり話させてもらいます。思い切りも時には大切ですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 中南米編32 南米最南端へ | トップページ | 中南米編34 南米のパリ、タンゴの情熱 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ