アジア編77 仏教最大の聖地へ 2006/11/7-11/10
1192km/21066km アーグラー-ニューデリー-ブッダ・ガヤーマハーボーディー寺院-印度山日本寺-ブッダ・ガヤー アーグラーからニューデリー経由でガヤーに着きました。そこからさらに10キロほどの所にブッダ・ガヤーがあります。
インド周辺には仏教に関する4つの大きな聖地があります。ブッダが誕生した地(ネパールのルンビニー)、覚りを開いた地(ブッダ・ガヤー)、初めて説法をした地(サールナート)、そして入滅の地(クシーナガル)です。ここブッダ・ガヤーはブッダが長年の修行の後についに覚りを開いた場所です。
まずはその覚りを開いたとされる場所に行きました。そこには大きな塔が建っていて中には金色の仏像が祀られています。
その入り口には1200年ほど前に作られた花崗岩製のトーラナと呼ばれる門があってこれが日本の神社にある鳥居の起源なのだそうです。そういえばトーラナという言葉といいその形といいどこか似ています。
そして塔の裏手には大きな菩提樹の樹があります。この樹の下でゴータマ・スィッダールタは49日間の瞑想に入りついに覚りを得てブッダになったのだそうです。この周りではたくさんの巡礼者や修行僧達が熱心にお祈りを捧げていました。日本の仏教のお経ともまた違ったお経が辺りに響き渡り、手を合わせて目を瞑っていると心が安らかになっていく気がします。
さて夕方になって近くにある日本寺を訪ねました。ここには鐘突き堂があって1日3回あの日本のお寺の鐘と同じ音色で響きます。本堂ではちょうど夕方のお勤めの最中で座禅をしながら参加している方も多数いらっしゃいました。
この地には世界の各国から仏教徒が集まってきます。それぞれの国で仏像、袈裟やお経など違いは見られます。それでも同じ仏教という宗教によって結ばれているという強い想いがしました。日頃日本で生活していると冠婚葬祭やお正月お彼岸くらいしかお寺に行く機会はありませんがこれを機に仏教にもっと親しんでいければと思います。
夜になって再度マハーボーディー寺院に行くと中はライトアップされていて美しい光景が見られました。ぱっと見はまるでクリスマスのように見えました。
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