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2006年10月26日 (木)

アジア編73 遥かなるガンガー 2006/10/23-25

0km/18890km バラーナス
バラーナスと言えばヒンドゥー教最大の聖地。ここを流れるガンガー(ガンジス河)はヒンドゥー教徒にとっては最高の死に場所なのだそうだ。彼らは死後ここで燃やされて遺灰を河に流されればその人は輪廻転生できるのだと言う。5キロ程の河辺には大小84もの沐浴場(ガート)がある。

ガンガーを見下ろす部屋。朝4時、辺りはまだ真っ暗。静まり返った窓の外から誰かの歌う声が聞こえる。年老いた男性が静かに歌う鎮魂歌(だと思う)がこだまする。そっとベランダに出てみる。小さな街灯の下で沐浴をする老人。他に誰もいない。彼は河の流れに向かって一心に祈りを捧げる。静かに時が流れる。

010p1470229 020p1470237 030p1470249 しばらくすると空がかすかに色着き始めた。少しずつ人が集まってきた。毎朝の日課であろう沐浴を粛々と行いまた帰っていく。

040p1470280 050p1470325 やがて河向こうの正面から赤い太陽が姿を現した。なんて神々しいのだろう。人々はその陽を全身に浴びながら祈る。

060p1470357 070p1470363 080p1470373 090p1470380 100p1470384 川辺まで降りて行く頃にはものすごい人になっていた。若者、老人、子供、男性、女性。カースト(身分)さえも超えてみんなが一堂に集まる。こうしてガンガーの一日は始まる。

2箇所ある火葬場の一つに行ってみた。ここにはインド中から亡くなった方の遺体が運ばれてくるそうだ。布に包まったその遺体はガンガーに浸された後河辺に積み上げられた薪と共に焼かれる。すごい炎に包まれ煙や臭いが立ち込める。3時間もすると全て焼かれて灰だけが残る。そして死者の灰はガンガーに流される。この営みが3000年以上続いているのだ。

200img_0010 河の流れを見ていると時折いろいろな物が流れてくる。泳ぐ魚、供養の花、動物の死骸、そして人間までも。焼け残ったり元々火葬しないで流す場合もあるのだという。それに溺れる人も。

300img_1173 300p1470310 320p1470320 日が暮れる頃ガートではプージャーと呼ばれる礼拝が行われる。楽器の演奏に合わせて僧が踊りながら祈る。会場全体が祈りの歌声に包まれる。

330p1470324 そして人々は花で飾ったロウソクをガンガーに浮かべて祈る。無数の小さな灯が放たれる。ゆったりしたガンガーの流れに乗せて。
こうしてガンガーの一日は終わる。

バラーナスに来てからやってみたくなったこと。それはこのガンガーに自らも身を浸すことだ。火葬場も見たしいろいろな物が流れて来るのも見た。それでも一度この身を浸してみたくなった。
翌日ガートに立つ。回りの人に混じって静かに片足を入れてみる。ヒヤッとしてゾクゾクッとした。そのまま腰まで浸かる。正面に上っていく太陽。身体に入り込んでくる緊張感。やがてそれは解き放たれ全身の力が抜けていく。

400img_0135 両手を広げて太陽に向かった。何とも言えない満ち足りた気持ちになった。

ここに来る前は河は見たくないと思っていた。ましてや自分がそこに浸るなんて夢にも思わなかった。
しかしこうしてこの河で起きている営みを見ていると不思議とそういう感覚が消えていく。
死という現実。沐浴する人々。町中では人間の他たくさんの牛、馬、羊、猿、鳥、犬などが渾然一体に暮らしている。そのあからさまな生と死全てをガンガーは静かに受け入れている。何という大きな存在だろう。この河を見ているといつか来る死というものへの不安や恐怖からさえも開放される気がする。

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コメント

[gurecat world tour ^w^ぐれねこ地図]のぐれねこです。

先日は[リンク]希望の丁寧なメール
有難うございました。
今回の[アジア編73 遥かなるガンガー]
のtextスタイルはボクとしても結構好きな
流れで書かれていて楽しく拝見させていただきました。
今後も楽しんで旅が出来る事を祈っています。 

今回は、取り急ぎ以下の連絡まで...
拝ぐれねこ(ニイツカズトモ)

この度、私が運営するサイト内の
【旅 サ イ ト・リ ア ル タ イ ム・リ ン ク】へリンクさせていただきましたので、
ご挨拶にも参りました。

なるべく早い内にコチラへの
[相互リンク]取って頂きたく考えております。**年内の確認ない場合は解除もありますので、その時はご了承下さい**

また、リンク・コメントに不都合のある場合は気軽に[gurecat world tour last fly^w^/グレネコ地図]へお申しつけください。

拝ぐれねこさん、
さっそくの相互リンクありがとうございました。自分もさっそく相互リンクを貼らしていただきました。こちらこそこれからもよろしくお願いします。

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