相互リンクさせていただいています

  • 奴豚 牛美の長期滞在型ジプシー生活
    2008年3月にウシュアイアでお会いしたカップル。ニックネームもユニークですが、世界各地で行われるマラソン大会に出場しながら各地を周るというこれまたユニークな旅をしている元気なお二人。長い滞在ならではの穴場情報もありますよ。
  • 一人旅 - 自由なバックパッカー海外旅行
    1982年生まれのKJさんが経験したヨーロッパ・アジアでの海外一人旅の旅行記を画像・動画を交えて綴ります。
  • 雲と地平線の間
    2007年4月ジンバブエで会った友達。2008年再びジンバブエでの生活を始める。旅の中で考える様々なことを綴った日記は興味津々です。
  • バックパッカーズ
    3年半に及ぶ世界一周の旅を紹介するとともにバックパッカーに役立つ情報を満載しています。,長旅の準備,世界の安宿,193カ国の査証(ビザ)・国別情報,旅行用語集など見ているだけでワクワクしてきます。
  • ねこ旅
    世界各地を旅行されているぐれねこさんのサイトです。ぐれねこさんお手製のイラスト地図は情報が入りにくい地域の物が多くとても参考になります。

最近のトラックバック

« アジア編65 エベレスト・トレッキング記1 2006/09/19-23 | トップページ | アジア編67 カトマンドゥあれこれ 2006/09/30-10/04 »

2006年10月 1日 (日)

アジア編66 エベレスト・トレッキング記2 2006/09/24-29

18+42+140km/ 17920km ディンボチェ-ペリチェ-ロブチェ-カラ・パタール―ゴラクシェプ-テンボチェ-ルクラ-カトマンドゥ

1himalaya2

24日 ディンボチェ(4350m)-ペリチェ(4240m)
夜中にも何回か目が覚めたのですが朝起きたら頭痛がますますひどくなっていました。そこでペリチェにある診療所に行くことにしました。2時間程で着いてさっそく診療所に行くと先日1泊目の宿で偶然一緒だったこの診療所にボランティアで赴任する予定だったアメリカ人のアンがちょうどそこにいました。彼女は昨日ここに着いてたった今診療所に来たところだそうです。軽く診察してもらって軽度の高山病だと言うことで薬を処方してもらいました。
さっそく飲んで様子を見ていると夕方には頭痛はほぼ解消しました。
夕食後アンが宿に遊びに来てみんなでトランプをするまでに回復しました。

25日 ペリチェ(4240m)-ロブチェ(4930m)
薬がよく効いてぐっすりと眠ることができました。

250img_0725 朝カーテンを開けると何と一面の雪景色。体調はよいのでさてどうしたものかと考えました。同じ宿に泊まっていたフランス人グループは雪の中出発しました。いつまで待っていれば天気が回復するかもわからないので自分も出発することにしました。
自分は防寒着を持っていなかったのでこの宿で借りることにしました。また自分はそんなに重たい荷物ではなかったのですがここからはその荷物でも負担が大きいと思いポーターさんに同行してもらうことにしました。アンにあいさつしてさぁ出発です。
251img_0742 雪道を行くのは不安もありましたがポーターさんが案内をしてくれたので助かりました。

252p1460612 そしてロブチェに着く頃になって段々天気が回復して晴れ間が見えてきました。これほどうれしいことはありませんでした。しかし山の天気はとても変わりやすいのでこからも注意して行かなくてはなりません。

253img_0769 夜、てるてる坊主を作って明日の天気を祈りました。
ここまで来たらついに部屋に電気はなく夜はろうそくの明かりだけとなりました。
夜中に目が痛くて目が覚めました。まるで針をさしたように両目が痛くて涙が止まらなくなってしまいました。鏡で見ると真っ赤です。多分雪眼(せつがん)だと思います。ポットの紅茶で洗っても目薬をさしても効果がありませんでした。結局朝まで痛いままで疲れているのにほとんど眠れませんでした。

26日 ロブチェ(4930m)-カラ・パタール(5550m)―ゴラクシェプ(5140m)
朝になって窓の外を見ると真っ青に晴れ渡っています。大声を上げて喜びました。右目はかなり痛みが引いたのですが左目はまだほとんど開けられない位痛みます。それでもせっかくの天気を逃したくなかったので出発することにしました。

260img_0774 何人かの人と一緒に雪道を普通の革靴で必死に歩き続けました。

262p1460764 途中で馬も立ち往生していました。

ゴラクシェプで昼食兼休憩をしていよいよ最終目的地であるカラ・パタールに向かいました。雪がなければ1時間程で行けるらしいのですが雪の急斜面は滑りやすくとても危険だし目も痛いのでゆっくりゆっくりと進みました。

264p1460823 2時間位かかってやっとついにカラ・パタールに到着しました。そこには一人だけ先客がいて静かに風景に見入っていました。

268p1460845 270p1460849 そこから周りをぐるっと見渡すとそれはもう言葉が出ない程の美しい世界が広がっていました。真っ青な空、たくさんの白い山々、緑色の湖、そして真正面のたった10キロ先にどっしりと構えるエベレスト。しばし呆然と見つめていました。

266p1460830 全く音のない世界。時々遠くでざざーっと言う音。よく見ると太陽に照らされた雪が雪崩を起こして落ちていきます。何というダイナミックな風景だろう。
涙腺が緩い自分は感動のあまり涙が止まらなくなると思っていたのですが意外に冷静でした。多分肉体が限界ぎりぎりである為だと思います。

272p1460851 274img_1178 それでも小さな日の丸を作って記念撮影をしました。
5550m、おそらく一生のうちでもう2度と経験しないであろう高さ。様々な困難を乗り越えてここまでやって来たことは自分を一歩成長させたようにさえ思えました。今回の経験はこれからの半生において何かしらの役に立つような気がします。

27日 ゴラクシェプ(5140m)-テンボチェ(3867m)
276img_0796 278img_0810 280p1460912 今日も朝から快晴です。これまで4日間かけて登ってきた道を一日で一気に下りました。行く時には天気が悪くてよく見られなかった景色も充分に堪能することができました。

282p1460888 また今回のトレッキング中に抜きつ抜かれつ何回もお会いした一人旅の女性の方にもすれ違いました。その後無事に戻って来られたでしょうか。

286p1460985 284img_0826 一昨日から一緒にいるポーターさんがどこかでラジオを入手しました。それが壊れかけなのか電池がないのか電波がうまく入らないのかわからないのですが歩きながらいじっているとたまに音を出すんです。すると彼はものすごくうれしそうな顔をするのです。現在21才の彼は3年前に結婚してもう子供もいるそうです。そんな彼を見ているとシェルパ族の厳しい生活をもろともせずに一生懸命生きている姿が見て取れます。便利な生活が当たり前だと思って暮らしてきた自分には物のありがたさや厳しい自然と共存して生きていくことのすばらしさを教えてもらったような気がします。ラリット君ありがとう。

28日 テンボチェ(3867m)-ルクラ(2800m)
今日も目を見張る快晴です。今日はまたまた4日分を一気に駆け下りて出発点に戻りました。とはいえアップダウンの激しいコースを24キロも歩くのですからそれはもう並大抵ではありませんでした。通常は2日かけて下るそうです。しかも途中でポーターさんともお別れしてまた荷物を自分で持つことにしました。
午前、午後それぞれ2日分ずつ歩いたのですがまだまだ上りも多くきつかったです。初日にすべって転んで足を怪我したり、がまんできなくなって山の中で用を足したりした場所を通り過ぎるとまるで過去に戻って行くような気持ちになりました。あの辛かったつい数日前にです。
懸命に歩いたのですが結局飛行場のあるルクラに付いたのは18時でもうほぼ真っ暗でした。

288img_0839 途中で遠くの山が夕陽にほんのり赤く照らされているのが旅の最後らしくとても美しかったです。
体は膝は痛いしつま先は痛いしでもうぼろぼろでしたが心には言い得がたい満足感と安堵の気持ちがありました。
宿では途中からずっと一緒だったイスラエル人のハネムーンカップルと無事終了したことをお祝いしました。彼らは毎日簡単そうに続けていましたが実は彼らなりに大変だったそうです。とにかく無事でよかった。
明日朝一番の飛行機でカトマンドゥに帰ります。

29日 ルクラ(2800m)-カトマンドゥ(1400m)
290p1470005 朝6時頃空港に行くとすでにたくさんのシェルパの人達が空港出口にいました。これから到着するトレッカーにガイドやポーターを雇うように客引きをするためです。多分シェルパ族の現金収入のほとんどはロッジ、ガイド、ポーター、飲食品などトレッカーからのものなのです。
ヒマラヤの大自然に触れられたこともよかったですが自分にとってはこの世界最高地で暮らすシェルパ族に出会えたことが今回の大きな収穫となりました。
機会があったらまたいつか訪れてみたいと思います。とにかく今は早くカトマンドゥに戻って休みたいです。
ありがとう、ヒマラヤ。ありがとう、シェルパの人達。

292p1470028

« アジア編65 エベレスト・トレッキング記1 2006/09/19-23 | トップページ | アジア編67 カトマンドゥあれこれ 2006/09/30-10/04 »

コメント

YOSHIさんの日記を読んでいて、山の迫力、感動が伝わってきました。
是非一度行ってみたい!!
でも体力要りそうですね~~・・・

久々に元気そうな顔が見れてなんだかホットしています^^。
それにしても凄いよなぁ 超~~感動!
羨ましくも有るけど オイラには到底真似できそうに無ーい。
何はともあれ 無事で何よりです。
余り無理しないようにね。

ご無事でなにより。お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さいね。でもさぁ、やっぱ、山はいいよなぁ。登ってる時はすごく苦しかったり、なんで、こんな事やってんだ私は。とか思うんだけど登った後の達成感、爽快感てのはいいんだよなぁ。私ね、いつかチベットのカイラスに行くんだ。今は、子供が小さいから捨てては行けないけど、絶対行きたいとこなんだよ!そっちに行く予定があったら、よろしく言っといてねっ!

きよたけさん、
確かに体力はあったほうがいいと思います。でも俺でも何とかなったからきっと何とかなると思います。もしその気になったら是非♪

Gochiさん、
ありがとうございます。今回は正直ちょっと無理をしてしまったところもあるのでこれからはまたマイペースに戻りたいです。

KINO-Qさん、
うん、山はいいよね。こうして振り返って写真を見ると目標地点に立った時の感動が蘇ってきます。チベットのカイラス、いつか是非行けるといいね。

すごいね~。なんだか感動です。
貴重な体験できてほんといいですね。
そんな過酷なところによくもまあ思い切っていったものです。俺は怖くてできません。

素敵な登山記でした。青い空とくっきり浮き出るような風景の雰囲気を楽しみました。便利な世界になったけど、自分の足でしか経験できない事ってまだまだ一杯あるんですよね。高山病って下る時はあまり関係無いのですか。これからも体をいたわりつつ頑張って下さい。

みのるさん、
最初は自分ももっと軽い気持ちだったんですよ。雪さえ降らなければここまで大変にはならなかったと思います。でもこれも過ぎてみればいい経験となりました。

TERUさん、
ありがとう。
高山病は下る時は全く関係ないようです。
後で振り返って見ると人間って意外にやればできるんだなぁって我ながら感心していまいました。でももう当分は味わいたくないです(汗)

すごいですねっエベレスト!

写真だけでも感動してしまうくらい美しいです。

現地で全ての手配をするとどのくらいお金がかかるんですか?卒業旅行で行きたいっす!

さぶろうさん、
それはいいかも知れないですね。
カトマンドゥからルクラまで飛行機往復が約200ドル。そこから1日20ドル、ポーターさんを雇うと1日10ドル計30ドル。12日間で360ドルと言ったところです。人数が増えるとこれよりも安く行けます。また質問あったら何なりとどうぞ。

御無沙汰でした~
何とエベレストに登っちゃったんですか!
もぅホント凄いとしか言いようがないです!

まみささん、
どうもこんにちは。
いえいえ、エベレストの麓に行ったんです。そこから目の前に聳えるエベレストを目の当たりにすることができました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/177483/12113568

この記事へのトラックバック一覧です: アジア編66 エベレスト・トレッキング記2 2006/09/24-29:

« アジア編65 エベレスト・トレッキング記1 2006/09/19-23 | トップページ | アジア編67 カトマンドゥあれこれ 2006/09/30-10/04 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ